2011年 10月 20日
稲刈り & オマケの思い出ばなし |
6月に田植えした、じいちゃんの田んぼ。
稲刈りの時期になり、手伝いに帰ってきました。
雲ひとつない青空で、暑い。暑い。
山あいの棚田なので、日当たりが少々悪く、ほんとはもうちょっと刈る時期を後にしたいらしいけれど、周りの農家の田んぼの稲がどんどん刈られていってしまい、そうなると残った稲を目指して山から、イノシシやシカが、せっかく実った稲の穂を食べにくるらしい。
じいちゃんが言うことにゃ・・・シラサギも、虫やカエルをつかまえるのに、稲を倒してくれるんじゃ。
山間部での稲作は、どこも山の動物との闘いです。
80台半ばのじいちゃんがひとりでコツコツとがんばって作り上げた、イノシシ対策の柵。
1メートル以上はありそうな。 ・・・これを一人で組み立てたのかと思うと、涙出そうです。
(実はこの柵の外にも、さらに柵を作ってます。二重に対策です。すげー!!)
哀愁ただよう、じいちゃんの背中 ↑ ベルトには定番の カマ 挿してます!
今日のところはここまで、というところまで刈って、今日の作業は終わりました。
あーー、でこぼこの田んぼを歩き回っただけで、足の裏が・・・痛ァ~い!!(>_<)
明日は筋肉痛だろうな・・・涙
ばあちゃんが作って田んぼに持ってきてくれた、松茸の炊き込みご飯とヒラタケのお汁、美味しかった~(#^.^#)
子どもの頃は、写真のような風景のなかで、
棚田のようになっている、段々畑ならぬ段々田んぼを上から順番に飛び降りて行き、今度は下から順番に石垣に足をかけてよじ登って行ったり、という冬場のサーキットトレーニングのような遊びを、いったい何が面白かったのか、よくしていた気がします。
おじいちゃんからナイショでもらった、刃が欠けた包丁で、その辺に生えている草を、母の真似をして、やたらきざんで鍋に入れ、泥水と混ぜて、味噌汁作りにも励んでいました。
山の中腹に見える山桜を見に、花見に、行こうと3姉妹でお弁当持って山登りしたり・・・。ようやくその桜のところまでたどりついたのに、山桜ゆえ花は木のてっぺんの方に咲いてて、花見という風情でもなかった!! しかしせっかくここまで来たのだからと、木からぶら下がっていたつるでターザンごっこして帰ってきた!
両親が共働きだったので、学校から帰るとランドセルは放り出し、友達と遊ぶ以外は、よく田んぼか畑にいるおじいちゃんのところに行き、モグラの穴がどこまで続いているのかつきとめるべく、穴をズンズン掘り起こしていき、モグラの生活をおびやかしてみたり・・・
はじめて映画館で観た映画『メアリー・ポピンズ』の真似をして、3~4メートルくらいはありそうなところを、その下の田んぼの藁(ワラ)の山めがけて飛び降りてみたり・・・(一応うちで一番大きいおじいちゃんの傘を拝借して、ふわぁ~っと飛んでみたんですが、結果ワラ山にズボッ!っとつきささってしまって抜けだすのに死ぬ思いをし、傘はキレイに壊れ、おじいちゃんには叱られるし)
忠告です!! 傘では、空は飛べませんので、くれぐれもメアリー・ポピンズの真似はしないように・・・(^_-)-☆
田植えや稲刈りの手伝いに帰ると、そういう昔のことをなつかしく思い出したりします。
思春期のころは、農繁期に家の手伝いをするのがカッコわるいと思ってたし、いやいやながら仕方なくしてましたが、年齢のせいなのかどうか、思いも変わってきました。
山の中の田んぼだからこそ、山から湧き出る何も混ざっていないきれいな水が流れ込む田んぼで、じいちゃんが手をかけて育てているからこそ、美味しいお米が食べられるんだなぁと、今は素直に感謝しています。
途中で何度も止まったりする年季の入りすぎてるコンバインに、『たのむから、動いてくれよぉ。わかったかぁ。』と語りかけながら・・・・・(#^.^#)
稲刈りの時期になり、手伝いに帰ってきました。
雲ひとつない青空で、暑い。暑い。
山あいの棚田なので、日当たりが少々悪く、ほんとはもうちょっと刈る時期を後にしたいらしいけれど、周りの農家の田んぼの稲がどんどん刈られていってしまい、そうなると残った稲を目指して山から、イノシシやシカが、せっかく実った稲の穂を食べにくるらしい。
じいちゃんが言うことにゃ・・・シラサギも、虫やカエルをつかまえるのに、稲を倒してくれるんじゃ。
山間部での稲作は、どこも山の動物との闘いです。
80台半ばのじいちゃんがひとりでコツコツとがんばって作り上げた、イノシシ対策の柵。
1メートル以上はありそうな。 ・・・これを一人で組み立てたのかと思うと、涙出そうです。
(実はこの柵の外にも、さらに柵を作ってます。二重に対策です。すげー!!)
哀愁ただよう、じいちゃんの背中 ↑ ベルトには定番の カマ 挿してます!
今日のところはここまで、というところまで刈って、今日の作業は終わりました。
あーー、でこぼこの田んぼを歩き回っただけで、足の裏が・・・痛ァ~い!!(>_<)
明日は筋肉痛だろうな・・・涙
ばあちゃんが作って田んぼに持ってきてくれた、松茸の炊き込みご飯とヒラタケのお汁、美味しかった~(#^.^#)
子どもの頃は、写真のような風景のなかで、
棚田のようになっている、段々畑ならぬ段々田んぼを上から順番に飛び降りて行き、今度は下から順番に石垣に足をかけてよじ登って行ったり、という冬場のサーキットトレーニングのような遊びを、いったい何が面白かったのか、よくしていた気がします。
おじいちゃんからナイショでもらった、刃が欠けた包丁で、その辺に生えている草を、母の真似をして、やたらきざんで鍋に入れ、泥水と混ぜて、味噌汁作りにも励んでいました。
山の中腹に見える山桜を見に、花見に、行こうと3姉妹でお弁当持って山登りしたり・・・。ようやくその桜のところまでたどりついたのに、山桜ゆえ花は木のてっぺんの方に咲いてて、花見という風情でもなかった!! しかしせっかくここまで来たのだからと、木からぶら下がっていたつるでターザンごっこして帰ってきた!
両親が共働きだったので、学校から帰るとランドセルは放り出し、友達と遊ぶ以外は、よく田んぼか畑にいるおじいちゃんのところに行き、モグラの穴がどこまで続いているのかつきとめるべく、穴をズンズン掘り起こしていき、モグラの生活をおびやかしてみたり・・・
はじめて映画館で観た映画『メアリー・ポピンズ』の真似をして、3~4メートルくらいはありそうなところを、その下の田んぼの藁(ワラ)の山めがけて飛び降りてみたり・・・(一応うちで一番大きいおじいちゃんの傘を拝借して、ふわぁ~っと飛んでみたんですが、結果ワラ山にズボッ!っとつきささってしまって抜けだすのに死ぬ思いをし、傘はキレイに壊れ、おじいちゃんには叱られるし)
忠告です!! 傘では、空は飛べませんので、くれぐれもメアリー・ポピンズの真似はしないように・・・(^_-)-☆
田植えや稲刈りの手伝いに帰ると、そういう昔のことをなつかしく思い出したりします。
思春期のころは、農繁期に家の手伝いをするのがカッコわるいと思ってたし、いやいやながら仕方なくしてましたが、年齢のせいなのかどうか、思いも変わってきました。
山の中の田んぼだからこそ、山から湧き出る何も混ざっていないきれいな水が流れ込む田んぼで、じいちゃんが手をかけて育てているからこそ、美味しいお米が食べられるんだなぁと、今は素直に感謝しています。
途中で何度も止まったりする年季の入りすぎてるコンバインに、『たのむから、動いてくれよぉ。わかったかぁ。』と語りかけながら・・・・・(#^.^#)
by atelier-dayori
| 2011-10-20 20:10
| トイプ― さくら